2026-06-11
飲食店が使える補助金4選【2026年度版】店舗改装からロボット導入まで
原材料費の高騰、人手不足、最低賃金の引き上げ——飲食店を取り巻く環境は年々厳しくなっています。そんな中で「知っているかどうか」だけで数十万〜数百万円の差がつくのが補助金です。
この記事では、飲食店が実際に使いやすい補助金を目的別に4つ紹介します。
① 店舗改装・チラシ・Webサイトなら「小規模事業者持続化補助金」
従業員5人以下の飲食店ならまず検討したいのがこの補助金です。店舗の改装、看板の設置、チラシやグルメサイト掲載などの広告、テイクアウト用Webサイトの制作など、「お客さまを増やすための費用」が幅広く対象になります。
申請には地域の商工会議所・商工会のサポートを受ける必要がありますが、その分、初めての補助金申請でも進めやすい制度です。
この補助金の詳細
小規模事業者持続化補助金
最大 250万円 / 補助率 2/3(賃金引上げ特例の赤字事業者は3/4)
② 券売機・配膳ロボットなどの省人化なら「中小企業省力化投資補助金」
「ホールの人手が足りない」「レジ締めに時間がかかる」という悩みには省力化投資補助金が合います。カタログ注文型なら、事務局のカタログに掲載された券売機・配膳ロボット・自動精算機などを選ぶだけで申請でき、オーダーメイド設備に比べて手続きがシンプルです。
人手不足の状態にあることが要件なので、求人を出しても採用できていない店舗はまさに対象です。
この補助金の詳細
中小企業省力化投資補助金
最大 1億円 / 補助率 1/2以内(小規模事業者等は引上げあり)
③ 予約システム・POSレジ・会計ソフトなら「デジタル化・AI導入補助金」
予約管理・順番待ちシステム、POSレジ、モバイルオーダー、会計ソフトなどのITツール導入にはこの補助金です。2026年度からIT導入補助金から名称が変わりました。
登録済みツールをIT導入支援事業者(ベンダー)と一緒に申請する方式なので、導入したいツールが決まっていれば、ベンダーに「補助金を使いたい」と伝えるところから始められます。
この補助金の詳細
デジタル化・AI導入補助金2026(旧 IT導入補助金)
最大 450万円 / 補助率 最大3/4(小規模事業者は一部4/5)
④ 賃上げとセットの設備投資なら「業務改善助成金」
アルバイト・パートの時給引き上げを予定しているなら、業務改善助成金を使わない手はありません。事業場内の最低賃金を引き上げるのとセットで、自動食洗機・スチームコンベクションオーブン・POSレジなどの設備費用が最大4/5補助されます。
注意点はひとつ、「賃上げは交付決定の後」という順序です。先に時給を上げてしまうと対象外になるため、申請を決めたら賃上げのタイミングは必ず制度に合わせましょう。
この補助金の詳細
業務改善助成金
最大 600万円 / 補助率 3/4〜4/5(事業場内最低賃金による)
まとめ
飲食店の場合、「販路開拓なら持続化補助金」「省人化なら省力化投資補助金」「ITツールならデジタル化・AI導入補助金」「賃上げとセットなら業務改善助成金」と、目的によって最適な制度が変わります。
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