建設業建設業が使える補助金4選【2026年度版】重機・ICT施工・人手不足対策まで
2026-06-11 更新 / 補助金かんたん診断 編集部
深刻な人手不足、職人の高齢化、資材高騰——建設業の経営環境は厳しさを増す一方で、国の支援策がもっとも手厚い業種のひとつでもあります。
建設業は「従業員20人以下なら小規模事業者」に該当するため(サービス業の5人以下より緩い基準です)、町の工務店でも優遇枠を使える制度が多くあります。この記事では建設業で使いやすい補助金を4つ紹介します。
① 加工設備・新工法への投資なら「新事業進出・ものづくり補助金」
プレカット加工機、鉄骨加工設備、3Dスキャナーを使った測量システムなど、生産性を高める設備投資の王道がこの補助金です。「ものづくり」という名前ですが建設業の採択例は多く、新工法・新サービスの展開を伴う投資と相性が良い制度です。
2026年度から新事業進出補助金と統合され「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」に再編されました。第1回公募の申請受付は2026年8月31日〜9月30日18:00と確定しているので、今が事業計画の準備期間です。
この補助金の詳細
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(旧 ものづくり補助金)
最大 3,500万円 / 補助率 1/2(条件により2/3、小規模事業者は2/3)
② 施工管理アプリ・原価管理システムなら「デジタル化・AI導入補助金」
現場写真の管理、工程表の共有、日報、原価管理——紙とExcelで回している業務をクラウド化する費用が補助されます。施工管理アプリや会計・原価管理ソフトは登録ツールが豊富で、建設業のデジタル化の入口として使いやすい補助金です。
クラウド利用料が最大2年分対象になるため、月額課金型の施工管理サービスを検討しているならぜひ活用しましょう。
この補助金の詳細
デジタル化・AI導入補助金2026(旧 IT導入補助金)
最大 450万円 / 補助率 最大3/4(小規模事業者は一部4/5)
③ 人手不足対策の機械化なら「中小企業省力化投資補助金」
「求人を出しても応募が来ない」が常態化している建設業は、省力化投資補助金の主役級の業種です。資材搬送の省人化設備、自動溶接機、測量の自動化機器などが対象で、一般型なら最大1億円まで支援されます。
申請には「人手不足の状態にあること」の説明が必要ですが、慢性的な求人難にある建設業では要件を満たしやすいはずです。
この補助金の詳細
中小企業省力化投資補助金
最大 1億円 / 補助率 1/2以内(小規模事業者等は引上げあり)
④ 一人親方・有期雇用の職人を正社員にするなら「キャリアアップ助成金」
有期契約の職人や見習いを正社員に転換すると1人あたり最大80万円。社会保険完備の正社員雇用は若手採用の武器にもなるため、「採用力を上げながらもらえる」制度として建設業での活用が増えています。
転換前に「キャリアアップ計画書」を労働局へ提出しておくこと、転換後に賃金を3%以上増額することが条件です。
この補助金の詳細
キャリアアップ助成金(正社員化コース)
最大 80万円 / 補助率 定額支給(中小企業1人あたり最大80万円+加算)
まとめ
建設業は「設備投資ならものづくり補助金か省力化投資補助金」「業務のデジタル化ならデジタル化・AI導入補助金」「人材定着ならキャリアアップ助成金」という使い分けが基本です。
自社の状況にどれが合うか、まずは無料診断で確認してみてください。