2026-06-11

製造業の設備投資に使える補助金4選【2026年度版】最大5億円まで

製造業は補助金制度がもっとも手厚い業種です。数百万円の機械導入から数億円の工場新設まで、投資規模に応じた制度が揃っています。

この記事では、製造業の設備投資に使える補助金を投資規模の小さい順に4つ紹介します。2026年度は「ものづくり補助金と新事業進出補助金の統合」という大きな再編があるので、その点も押さえておきましょう。

① 設備投資補助金の王道「ものづくり補助金」(2026年度から統合再編)

新製品開発のための工作機械、生産性向上のための加工設備など、製造業の設備投資といえばまずこの補助金です。最大4,000万円・補助率1/2(小規模事業者は2/3)と支援規模が大きいのが特長です。

重要なのは、2026年度から新事業進出補助金と統合され「新事業進出・ものづくり補助金」に再編されること。公募要領が2026年6月に公開され、申請受付は8月開始予定です。申請を検討しているなら今が事業計画の準備期間です。

この補助金の詳細

新事業進出・ものづくり補助金(旧 ものづくり補助金)

最大 4,000万円 / 補助率 1/2(小規模事業者等は2/3)

② 検査・搬送・倉庫の自動化に「中小企業省力化投資補助金」

「人が足りなくて機械化したい」という動機なら、ものづくり補助金よりこちらが合うことがあります。検品工程の自動化、AGV(無人搬送車)、自動倉庫などの省人化投資が対象で、一般型なら最大1億円まで支援されます。

カタログ注文型なら手続きが軽く、産業用ロボットや自動化設備をカタログから選んで申請できます。

この補助金の詳細

中小企業省力化投資補助金

最大 1億円 / 補助率 1/2以内(小規模事業者等は引上げあり)

③ 賃上げと併せた小規模投資なら「業務改善助成金」

パート従業員の時給引き上げを予定している町工場なら、業務改善助成金で設備費用の最大4/5が補助されます。リフト、研磨機、検査機器など現場の生産性を上げる設備が幅広く対象です。

補助率が非常に高い反面、賃上げの実施順序(交付決定後)と賃金の維持が必須なので、資金繰りと人件費計画をセットで考えましょう。

この補助金の詳細

業務改善助成金

最大 600万円 / 補助率 3/4〜4/5(事業場内最低賃金による)

④ 工場新設などの大型投資に「中小企業成長加速化補助金」

売上高10億円を超えていて、工場新設・大規模ラインの増設など1億円以上の投資を計画しているなら、2025年に新設された成長加速化補助金が候補になります。補助上限は最大5億円と、中小企業向けでは最大級です。

「100億宣言」の公表が申請要件で、第1次公募の採択率は16.6%と狭き門。本気の成長投資計画がある企業向けの制度です。

この補助金の詳細

中小企業成長加速化補助金

最大 5億円 / 補助率 1/2

まとめ

製造業の場合、「数百万〜数千万円の設備ならものづくり補助金か省力化投資補助金」「賃上げを伴う小規模投資なら業務改善助成金」「1億円超の大型投資なら成長加速化補助金」が基本の使い分けです。

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